特定非営利法人児童虐待防止全国ネットワークの「子ども虐待防止オレンジリボン」支援団体として、当相談室が認定登録されました。
富山県で支援団体登録をされている機関は非常に少ないです。
当相談室は、子どもとその家族を対象とした臨床心理士による民間の心理相談機関です。相談の中には虐待やDVに関する相談が多くあります。このことから、心理相談と並行して、富山県内での予防啓発が大切だと考えています。そのため、公的機関を中心に、児童虐待やDV予防についての講師としてお話させていただくことが増えています。
児童虐待の基本的知識から、ケースをどのように読んでいくのか、私が専門としている遊戯療法(プレイセラピー)の視点から被虐待児の遊びによる心的表現について、一般の方にも分かりやすく具体を示します。そして、被虐待児や、その家族について具体的にどのように関わっていけば良いのかについて、演習を交えてお話しています。
最近は、当相談室の活動についてテレビ局に取材に来ていただいたり、新聞にも取り上げていただいています。
今回、オレンジリボンの支援団体に認定されたことで、富山県での虐待問題における心理支援で中核的な役割ができるようになることを目指しています。
コメント