富山県立黒部学園で行われたスタッフ研修会に講師として呼んでいただきました。
6月と11月の2回シリーズです。
今日は「ペアレント・トレーニングの理論と実践」という演題で90分間、講義・演習をしました。
対象は黒部学園の職員の約20名です。
ペアレント・トレーニングの子育ての好循環の作り方や、強化の仕組み、無視の方法等について一緒に学びました。
終了後の感想・質問として
「普段、やっていることはこういう仕組みなのだなと思った」
「警告を与えて、ペナルティーを科したあとのかかわり方はどうしたらよいか」
「集団でペアレント・トレーニングを使う時、個別に対応できないこともあるがどうしたらよいか」
などが、出ました。
最後の5分間、私が日常の臨床でやっている精神分析的遊戯療法について、事例を交えてお話しました。
子どもの遊びを、単なる遊びと思うのではなくて、その遊びはこころの表現だと理解することで、子ども理解は広がるということを話しました。
また、秋にこの学びを深めたいと思います。
*写真は主催者の許可を得て掲載しています。

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