水橋ふるさと会館で開催された富山市小学校教育研究会第二区域全体研修会で講演をしてきました。
演題は「こころの世界へのいざない」とさせていただき、
教育や授業で子どもに対して教える「誠実さ」ではなく、教師という対人援助職としての「誠実さ」について、道徳教材を参考にしながら臨床心理学の視点からお話をしました。
小学校の先生方(約150人)を対象に90分間のやりとりをしたあとの質疑応答では、日常の教育相談に活かす「話の聴き方」のポイントについて臨床心理士の立場から助言をさせてただきました。
以下、感想の一部を紹介します。
・何とか解決してあげたいという気持ちから助言をしがちだが、子供の話をよく聞き、表面的な相談にならないようにしていきたい。
・日々の生活に追われていることもあり、教育相談ではすぐにアドバイスをしてしまっていた。今日の講演で沈黙の大切さを知った。沈黙の意味について考えながら話を聞きたい。
*記事の掲載は主催者の許可を得ております。
Comments