第3回
新聞や地方の雑誌、ローカルなネット媒体そして、講演会で話を聞いてくれる人たちはどうしても県内の人たちが中心になる現状であった。そう考えてみると、書店から出版される雑誌は私が考えていることや、私が日々出会う子どもや、親、家族、教職員たちの葛藤を全国の読者に届けられるチャンスだと思った。この依頼があったとき、既に3本の連載の仕事をしていた。カウンセラーと相談者が出会うことが運命的部分があるように、このタイミングで出版社から一通のメールが届いたことも運命的だと自分に言い聞かせた。そして、大月書店から出版されている「クレスコ」の2022年5月号~2024年の4月号の全24回の連載コラムを書くことになった。
第4回に続く。

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