「黒部市すこやか事業」として行われた講演会でお話をしてきました。
黒部市中央小学校の4年生(約90名)を対象に
みんなで考える「こころ」のこと
と題して45分間を一緒に過ごしてきました。
内容は
「どのようなことに怒りを感じるのか」ということについて、子どもたちと意見交換をしたあと、「人間はどうして怒りの気持ちがわいてくるのか」ということについて説明をしました。そして、「怒りの気持ちがわくことはダメなことではなくて、人間にとって大切な能力であること」についてお話をしました。しかし、「怒りの気持ちはいつでもどこでも出せばよいものではなく、どのように怒りの気持ちをコントロールするかということが大切であり、そのためにはどうしたらよいか」ということについて、子どもたちと一緒に考えました。
たくさんの子どもたちが挙手をして、自分の考えを発表してくれました。
子どもたちの感想の一部です。
「私は、イライラすることは大切なんだなと思いました。ゲームやインターネットをすると寝るのが遅くなると知り、これからは早めに止めるようにしたいと考えました。これからは、怒りのコントロールを気にしながら過ごしていきたいなと思います。」
「僕は、見方を変えてイライラしなくするというイライラへの対処法に驚きました。だから、これから僕はこの方法を使ってみようと思います。あと、動画などの時間もだいたい決めてやってみようと思います。」
「怒りは大切なのだということを初めて知りました。でも、怒りすぎるのはよくないそうです。いっぱい怒らなければ、怒られはしないし、逆にいっぱい怒ると先生とかに怒られるから、あまり怒らない方がいいと分かりました。」
*写真・記事の掲載は主催者の許可を得ております。
Comments