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富山県放課後児童支援員 研修会

執筆者の写真: 富山県こどもこころの相談室富山県こどもこころの相談室

富山県・富山県こどもみらい館主催の

「富山県放課後児童支援員等資質向上研修会(富山県西部地区)」で講義をしてきました(会場は救急薬品市民交流プラザ ふれあいホール)。


演題は

「子どものこころに”寄り添わないこと”の大切さ」


主に学童保育指導員の方々(84名)を対象に90分間のお話をしました。


一般的には「どのように子どものこころに寄り添うか」ということを考えますが、今回は「”寄り添わないことの大切さ”」という視点からお話をしました。演題に興味をもってくださる方が多く、定員を超える応募がありました。


木の実のワークや、「あの素晴らしい愛をもう一度(北山修 作詞)」の曲を材料にして、グループワークを中心に子どもの理解を深めました。


また、学童保育指導員が苦戦する事例について取り上げ、具体的なかかわりについてポイントを整理しながら、今日からの仕事に生かせることができる内容としました。


感想の一部を紹介します。


・「子どものこころに寄り添わないことの大切さ」のテーマにひかれました。同じ気持ちや、考えはないので少しでも共感できるようなコミュニケーションが必要だと改めて気付かされました。


・悩みを消すことが目標ではなく悩みを抱えながらも生きていくチカラをつけていくことが大切だとよく分かりました。


・どうしても上辺だけの「寄り添う関わり方」をしてしまいがちになるので、その点を注意してこれからの保育に活かしたいと思います。


・講演の内容が具体的。事例をもとに、参加者にも話す時間が与えられていて、緊張感のある時間を過ごせました。


*記事の掲載は主催者の許可を得ています。

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